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【第2話】安く売ってはダメ!「相見積もり」が僕らのマンションを希望額3,100万円で売る”切り札”になった話

子供の足音を巡る騒音トラブル。 僕たちは約50万円というリアルな見積書を前に、防音リフォームを断念しました。 (→前回はこちら

残された道は「住み替え」のみ。 しかし、ここからが本当の地獄の始まりだったのです…。

この記事では、僕たちが希望の戸建てを見つけた喜びと、その直後に突き落とされた「マンション売却査定」の絶望、そして、その闇の中で唯一の光となった「ある一言」についてお話しします。


理想の家探しと、運命の出会い

住み替えを決意した僕たちは、毎週末、SUUMOを片手に物件巡りを始めました。 しかし、現実は厳しい。 「いいな」と思った新築建売は、目の前の道路が狭すぎてとても不便。別の物件は、駅から遠すぎて通勤が困難…。

理想の家なんて、本当にあるのだろうか。 そんな不安がよぎる中、気分転換のつもりで、市内に建設中だった大型の新築マンションのモデルルームをふらっと見学してみることにしました。

一通り案内を受け、営業担当の方と雑談していた時のこと。 「ちなみにですが…」と、軽い気持ちで聞いてみたのです。

「もし、このマンションに住み替えるとしたら、今住んでいる僕らのマンションって、いくらくらいで買い取ってもらえるものなんですかね?」

「3,100万円ですね」その一言が、僕らを救った

正直、全く期待していませんでした。 どうせ「正式に査定しないと…」とはぐらかされるだろう、と。

しかし、その営業担当の方は、慣れた手つきでPCを操作し、過去の取引事例などを調べた上で、いともあっさりとこう言ったのです。

「お客様のマンションでしたら、弊社なら3,100万円で買い取れますよ」

その数字を聞いた瞬間、僕と妻は顔を見合わせました。 まだ買う気もない僕らに言ってくれた、その「3,100万円」という数字。この何気ない一言が、この後の絶望的な状況から僕たちを救い出す、最強の武器になることを、この時の僕たちはまだ知る由もありませんでした。


理想の家と、絶望の売却査定

その数週間後、僕たちは遂に理想の家と巡り合います。 ある不動産会社が自ら手掛けたという、こだわりの詰まった新築戸建て。夫婦で一目惚れでした。

「この家を買いたい!」

しかし、そのためには今住んでいるマンションを売却し、購入資金に充てなければなりません。 僕たちは、その戸建てを紹介してくれた不動産会社に、マンションの売却を依頼。すぐに買取を希望する業者を3社、見つけてきてくれました。

そして後日、提示された3社からの買取査定額を見て、僕たちは愕然とします。

  • A社:2,700万円
  • B社:2,650万円
  • C社:2,750万円

…どれも、希望にはるか及ばない。 あの時聞いた「3,100万円」という数字とは、実に300万円以上もの開きがありました。

「話が、違うじゃないか…」 理想の家を目の前にして、資金が足りない。僕たちは、完全に手詰まりの状態に陥ってしまったのです。


【重要】なぜ、査定額に300万円もの差が生まれたのか?

なぜ、こんなにも金額に差が生まれてしまったのか。 それは、買取業者は「安く買って、リフォームなどを施し、利益を乗せて高く売る」のが商売だからです。彼らが提示する金額は、当然ながら市場価格よりも低くなります。

僕たちがもし、あの時マンションの営業担当者から「3,100万円」という相場価格を聞いていなかったら、どうなっていたでしょうか? きっと、「こんなものか…」と諦めて、2,750万円で売ってしまっていたかもしれません。

知っているか、知らないか。 ただそれだけで、数百万円もの大金を損をするところだったのです。

この経験から、僕が声を大にして言いたいのは、家を売るなら絶対に1社の査定額だけで判断してはいけない、ということです。

複数の会社に査定を依頼し、「あなたの家を最高いくらで買ってくれる会社があるのか」を知ること。それが、安売りを防ぎ、大切な資産を守るための唯一の方法です。


絶望的な状況の中、僕たちの手元には「この家は、3,100万円で売れるはずだ」という情報だけが、かろうじて残っていました。 この一枚のカードを手に、僕たちは起死回生の一手に打って出ます。

>> 続きはこちら:【最終話】不動産の営業マンが神に見えた日。僕らが「売却」と「購入」を同時に成功させた起死回生の一手

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この記事を書いた人

30代・2児の父。キャリアやマイホームの悩みと格闘した自身のリアルな体験談を通じて、あなただけの「最適解」を見つけるヒントを発信しています。現役営業マン。

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